舞台設定は、大雨、嵐の夜、郊外のモーテル。そこに次々と関係のない人々が集まってくるんですが、これが続々とみなさんとんでもない目にあっていく(・・・というか、少しネタバレ覚悟で書くと、連続殺人の被害者になっていく)んです。
しかしもちろん犯人も分からないし、動機も方法もまったく分からないんですが、殺された人は、なぜか順にモーテルの数字のついたキーを持っている。
そしてこの「何の関係もなさそうに思えた人たち」が実は思わぬ一点でつながっていて・・・。
って書くと、ありきたりのサイコ・サスペンスっぽいでしょ?
でも、結末は全然ありきたりじゃないんですよ。かなり驚けます。(途中で多少読めるんですが、それでもこの着想は断然面白い!)
シナリオも演出も実に優れていて、久々に映画見てて「こりゃとても怖いなあ」と思いました。
ラストのラスト、最終結末は賛否両論らしいですが、まっ、ワタクシ的にはそこに行き着くまでに十分楽しませてもらったのでオウケイかな?
90分という短い映画ですが、画面からかもし出される『ただ事ではない雰囲気』と『緊迫感』はたいしたもんでした。
たまたまタダ券が手に入ったので会社を休んだ平日の午前中に観にいったんですが、わはは観客が9人(笑)
でも、観終わったあとの印象ではマトリックスよりこっちが上かも?
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